日本のホテルで働く / Working in a Hotel in Japan

今日は、日本のホテルの仕事について話します。
ホテルにはいろいろな種類の仕事があります。

みなさんならどんな仕事をしてみたいか、一緒に考えてみましょう。

フロント

フロントは、ホテルの「受付」のことです。

一番大切な仕事は、お客さんのチェックインとチェックアウトです。
お客さんがホテルに来たとき、最初にチェックインをしますよね。そこでお会計をしたり、ホテルの説明をするのもフロントの仕事です。
それから、部屋のかぎを渡したり、荷物をあずかることもあります。

また、お客さんからいろいろなことを頼まれます。
たとえば、予約を変更(へんこう)したり、ホテルのレストランの予約をしてほしいと言われることもあります。

お客様のいろいろな対応をするので、日本語力とコミュニケーション力が必要です。
もちろん、外国人お客さんも多いと思うので、英語も話せたほうがいいですね。

ベル係

ベル係の仕事は、お客さんの荷物を部屋まで運ぶことです。
お客さんの大切な荷物を運ぶとても大切な仕事です。
また、重い荷物を運ぶこともあるので、体力が必要です。

ベル係は、チェックインをしたお客さんを部屋まで案内します。
案内をするとき、ホテルの施設(しせつ)の説明をしたり、部屋のかぎや電話などの使い方を教えなければなりません。
お客さんからいろいろな質問を受けることもありますから、ホテルのことをよく勉強しておかなければなりません。

楽しく会話をできるコミュニケーション力と、親切な心のホスピタリティが必要な仕事です。

ハウスキーピング

ホテルの部屋をきれいにするのが、ハウスキーピングの仕事です。
ハウスキーピングは、部屋の掃除やベッドメイキングなどをします。
また、部屋の備品(シャンプーやコッブなど)を補充(ほじゅう)したり、お客さんの忘れ物がないかチェックをすることも大切です。

ハウスキーピングの仕事は、お客さんと話すことはありません。
しかし、ホテルのお客さんは部屋がきれいかどうかをよく見ていますから、ハウスキーピングの仕事はとても大切です。

それから、お客さんのチェックアウトのあと、次のお客さんが来るまでに部屋を掃除しなければなりませんから、丁寧(ていねい)に、そして早くすることも大切です。

レストランスタッフ

ホテルのレストランスタッフには、いろいろな種類の仕事があります。

・料理をするシェフ
・ワインをえらぶワインソムリエ
・カクテルを作るバーテンダー
・オーダーを受けて料理を運ぶウエイター
などです。

ホテルのレストランには、中華やフランス料理、日本料理などいろいろあります。
お客さんと接客するウエイターは、もちろん料理の名前を覚えたり、説明ができなくてはなりません。

それから、お客さんがおいしく料理を食べられるように、店の様子をよく見ていなければなりません。
いつも笑顔で接客ができる、ホスピタリティを持って接客ができる人がいいですね。